耐火材には「吸熱性」と「断熱性」があります。
火災発生時に外部温度が上昇することにより、耐火材の中に含まれている「水分が気化」して、この「気化熱」で庫内温度の上昇を緩やかにします。
扉と本体は、煙返し部により火災時に火炎が直接入り込まない構造になっています。
また、熱を奪いながら気化した水分は、金庫の煙返しを通って庫外に噴出し炎の侵入を防ぎます。
耐火材である気泡コンクリートの中には、セメント硬化物の隙間に保持されている自由水と、その中に含まれる結晶水があります。
火災時の温度上昇により約100℃で自由水が気化し、その後、約600℃に至るまでに結晶水が気化して、庫内の温度上昇を緩やかにします。
